テーマ: FSIJ USB トークンと Gnuk の出来栄え
開催日時 2011年6月25日(土曜日) 18:15 〜 20:30
時間: | FSIJ総会の後になります。 |
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昨年9月の開発から 9ヶ月が経ち、Gnuk は安定して利用できるようになりました。
ハードウェアも STM8S Discovery Kit (の STM32 部分)が利用できることがわかり、安価で実用的な「自由ソフトウェア」の「自由ソフトウェアのため」の「自由ソフトウェアによる」 Cryptographic トークンが実現されます。
話者
- g新部 裕
概要
1時間くらいでひととおり全部話しますので勉強しましょう。余った時間はデモ/ハンズオンにします。
- Cryptographic トークンってなに?
- PKCS#11 と PKCS#15
- OpenPGP card protocol
- なんで PKCS#15 で PKCS#11 というように作らないで OpenPGP card protocol 準拠で作るのか
- これまでの開発の経緯
- ハードウェアの選択 / 開発環境(OpenOCD) / Build の環境
- gnuk.elf の build の仕方
- gnuk.elf を OpenOCD で書き込んで使う
- Gnuk Token を初期設定する
- random bits
- serial number
- GnuPG の鍵を作る
- RSA 2048-bit の鍵を作る(署名、暗号、認証)
- Gnuk Token をパーソナライズする
- 名前を設定する
- 鍵をインポートする
- Gnuk Token を使う
- GnuPG で使う
- OpenSSH で使う
自分のノートパソコン、STM8S Discovery Kit あるいは STBee Mini など持ってくれば、この場で 動くところまで設定していくことができるでしょう。