テーマ: sigrok を使って USB full speed の通信を観察する
開催日時 2018年03月16日(金曜日) 18:30 〜 19:30
場所: | 東京体育館第四会議室 |
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概要
sigrok は電気信号を取得して表示するソフトウェア(群)です。PCで、ロジックアナライザ、オシロスコープの機能を提供します。
入力のインターフェースのいろいろな機器がサポートされていますが、近年では機器側にメモリを持って、いったん保持した情報をPC側に渡すのではなく、十分に速いバスを使って連続で情報を流す方式が便利につかえるようです。
libsigrok で SR_CONF_CONTINUOUS で検索すると該当の機器が判別できます。
このたび、 SR_CONF_CONTINUOUS をサポートする以下の二点の機器を入手して使ってみました。
- Hantek 6022BL
- Saleae Logic 16 クローン
それぞれUSD85, USD45 程度でした。
前者はアナログ入力でオシロスコープとデジタル入力でロジックアナライザとボタンで切り替えて使えます。後者はデジタル入力でロジックアナライザです。
入手してから分かりましたが、これらの機器は機器のファームウェアが binary blob で、メーカからのソフトウェアから、binary blob を取り出して sigrok で使う形態になります。
この点が気になる場合は、 BeagleLogic を使うのが良いでしょう。
今回の集まりでは、 Gnuk の USB 通信を Saleae Logic 16 クローンで観察して、使い方を紹介するとともに、USB通信について議論します。
話題提供
g新部 裕